予防のススメ

健康や疾病予防に関する情報や、趣味の読書で得た知識などをまとめています。

効率的な勉強法を身に付けよう!

 今回は僕が好きな読書関連についてです!

 中でも最近実践しているのが、タイトルの通り勉強法についての事柄です。

 

 皆さんに質問です。

 「勉強法」って学校や親から習いました?

 ほとんどの人は勉強法については習ってこなかったのではないでしょうか。

 

 「しっかり授業を受けなさい」

 「その日に復習しなさい」

 「宿題やりなさい」

 などが多くの方が言われてきたことではないでしょうか。

 

 勉強法についてしっかり学んでいれば今と違った生活を送れていたのかもしれませんし、今から勉強法を身に付けて同僚と差を付けたり、自己研鑽や昇給することができるかもしれません。

 

 前置きが長くなりましたが、紹介する本はメンタリストDaiGoさんの

 「最短の時間え最大の成果を手に入れる 超効率 勉強法」です。

 

www.amazon.co.jp

 僕が今見た時点(2019年4月16日)ではamazonの評価は4.3と高評価でした。

 

 全部紹介するわけにもいかないので、僕が特に参考にしている方法や誤った勉強法を簡単に紹介します。

 

 

効率の悪い勉強法

 本書では一番最初に効率の悪い勉強法を紹介しています。

 では、誤った勉強法とはいったいどのようなものなのでしょうか。

 一気に上げていきます。

  • ハイライトまたはアンダーライン
  • 語呂合わせ
  • テキストの要約
  • テキストの再読
  • 集中学習
  • 自分の学習スタイルに合わせる
  • 忘れる前に復習する

 

 どうでしょうか。

 やったことあるものばかりではないでしょうか。

 僕もこれを見たとき衝撃を受けました。

 「やってたし効果があると思ってたのに、ダメなの⁉」って(笑)

 実際に効果がないと報告されているものもあります。

 

 では、なぜ効果がないのか。それを箇条書きで簡単に紹介します。

  • 記憶術として効果があるが、勉強法としての効果はない
  • 使える知識として定着しない
  • 受け身の勉強法
  • 勉強している集中時間に加えてリラックスする時間(記憶を整理する時間)が必要
  • 思い出すことが大事

 こんなところでしょうか。

 

 一番重要なのは、自主的な勉強法。つまり、アクティブ・ラーニングです。

 

 では、どのような勉強法がアクティブなのか。

 自分が特に参考にしている方法を紹介します。

 

クイズ化

 一つはクイズ化です。

 皆さんクイズは好きですか?僕は好きです(笑)

 「でも、勉強はクイズとは違うよ」って思いますよね。

 では、今近くにある本か参考書を手に取って、好きな1ページを読んでください。

 読み終わったら本を閉じてください。

 さて、そこに書いてあった重要なことは何だったでしょうか?

 読んだ場所によってはまだ説明途中だったり、あまり重要でないものも書かれていたかもしれませんが、この「思い出す」過程が大事なのです。

心理学の世界では「検索学習」とも呼ばれる手法で、過去の研究によれば単なるテキストの再読とくらべて、およそ50~70%も記憶の定着率が上がることがわかっています。

  一回一回思い出す作業は面倒くさいかもしれませんが、効果はかなりあるのでお勧めです。

 

チャンク化

チャンクとは「意味のあるかたまり」のこと。バラバラの情報を何らかの法則に基づいてグループにまとめ、頭に残りやすくした状態

  これが、チャンク化です。

 勉強したり本を読んでいると「あれ、これ前見たあれと似たようなことだな」ということありませんか?

 こういう場面だったり、自分にとってこれはつながりがあって大事だなと思うことは、一つのチャンクとしてまとめておくと、誰かに説明したりするときにとても楽になります。

 

 僕の場合、運動について何か話すとしたら、「睡眠・健康・習慣化」で話をすることができます。

 これらの記事を読んでいただけるとなんとなくわかると思います(笑)

 

mt117.hatenablog.com

mt117.hatenablog.com

mt117.hatenablog.com

 

 僕自身まだしっかりとチャンク化できていませんが、いざ話すとなったり記憶を整理したりするときは、このようにまとまりがあるととても楽です。

 

ティーチング・テクニック

 これは自分が勉強した内容を誰かに話してみる手法です。

 例えば、友達や彼氏・彼女にこういうことを教えたいな~というものがあったとしましょう。

 もし、その友達や彼氏・彼女が、その分野の知識が乏しかったらどうでしょう?

 分野に精通している人であれば、その分野の専門用語でも十分話せますが、詳しくない人にとっては専門用語ですら「???」っとなって、話についていけなくなってしまい、なにがそんなにすごいのかわからなくなってしまいます。

 なので、しっかりと理解してもらうために、わかりやすく自分の言葉で話せるようになることが重要なのです。

 

 例えば、「朝起きて外で運動するとセロトニンが放出されて、その効果がメラトニンにも影響するから夜はよく眠れるんだ」

 といわれても、セロトニンメラトニンについてわからないと、内容がよく理解できないですよね。

 これを言い換えると

セロトニンは幸福感や満足感をもたらすホルモンなんだけど、これは日光を浴びるとより多く放出されるんだ。そして、セロトニンの量が多くなると、じょじょにメラトニンという熟睡を促すホルモンの量も増えていくんだ。これで夜よく眠れるようになるんだよ。朝運動すれば日光も浴びれるからおすすめだよ」

 という説明が可能です。(長くなった分説明がわかりづらくなっていないか不安ですが...(笑))

 

 こんな感じで、わかりやすく説明するということも、一つのアウトプットとして重要です。

 「教えることが一番勉強になるよ」と先生に言われたりしたことはありませんでしたか?

 これは理にかなっているので、ぜひやってみてください。

 いきなり友達に説明するのではなく、勉強している段階で「あの友達にはどう説明したらわかってくれるだろうか」と考えながら勉強するのが、一つの方法です。

 

ひとりごと学習

 これは僕が一番気に入っている勉強法です。

 一人暮らしのため、家にいれば誰にもひとりごとは聞かれないので(笑)

 ひとりごとをすることで、思考がリアルタイムで耳に入ってきます。

 こうすることで、定着率が高まるそうです。

 そのひとりごとでも、実際に今どういう状況なのか、実況形式で行ったり、

 なぜ?どのように?と疑問を持ちながら常に声にだすことがより効果的だそうです。

 本書ではないですが、常に疑問を持つことは、新しい発見をするうえでも非常に重要です。

 

運動しながら勉強する

 そんなことできるの?って思いますよね。

 DaiGoさんの場合は、スタンディングデスクでステッパーに乗りながら仕事を行っているそうです。

 

 ちなみに僕は、スタンディングデスクを買ってもスペースがないため、本棚の上に本を十冊程度重ねて程よい高さになったところにPCを置いて仕事やブログを書いています(笑)

 

 ステッパーは買わず、立ちながらやってます。

 運動したほうが集中しやすいということもありますが、僕の場合は寝落ち防止のために行っているということのほうが比重が大きいですね(笑)

 

 

 いかがでしょうか。

 このような方法で僕は勉強を行っています。

 簡単な説明だったため、説明不足な点は多々あると思いますが、気になる方はぜひ本書を手に取ってみてください!