予防のススメ

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他人の行動を解釈してみる

 スタートアップ, 起動, 人, シリコン バレー, チームワーク, ビジネス, チーム, オフィス, グループ

 

今回も過去にnoteに投稿した内容をこちらでもご紹介しようと思います!

 

 

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今回は心理学について!今、この本を読んでいるところです💁‍♂️


 

 

「自分の価値を最大にする」

「ハーバード」

これらの言葉、ついつい興味をそそられちゃいますよね!

書店でこの本を見つけた際、帯にはなんと「メンタリストDaiGo推薦」という文字にDaiGoさんの顔写真まで!即行で購入いたしました。

余談ですが、この前書店に足を運んだ際、これまでメンタリストDaiGoさんの本や推薦本を選びすぎた影響か、自分が買いたいと思った関連書籍にDaiGoさんの本や、DaiGoさんの推薦がないと選べない状態になってしまいました。完全にバイアスがかかってますね。本選びにひと苦労しました…。

で、この本を読んでいるのですが非常に勉強になっております!

簡単に行える心理テストがあり、それを行うと自分のパーソナリティやセルフモニタリングがどの程度なのかかがわかるので、自己分析として用いることができます。

また、パーソナリティごとの行動パターン、価値基準やセルフモニタリング能力の高低差でどのように違うのかがわかるので、上記のように自己分析ができる上、他者がどのようなタイプの人なのか、判断することができます。この件については後日別で記事を書こうと思います。

というのも、これを知ったことで僕はかなりコミュニケーションを取りやすくなった感覚があります。それは話しかけやすくなったというのではなく、話しの食い違いをなくしたり、口論になるのを防ぐために相手の話しをしっかり聞いて質問できるようになったという感じであり、積極的に質問したり話しかけられるようになったわけではありません。

実際に効果を実感して、こんなツイートをしてます。

最近は特に更新頻度を増やしております。

 

今回は、他人の行動を解釈する際、どのようなステップを踏んでいるのかをご紹介しようと思います!

 

人の行動を見た際、3つのアプローチを取ります。

まず一つ目はパーソナリティの「特性」を思い浮かべます。

これは、態度など対象となる人物の行動から判断できる特徴を捉えます。

例えば、男性2人組(若い人と年配の人)がレストランにいたとします。そのうち1名(より若い方)が、運ばれてきたステーキを「焼き方がよくない」とウェイターに三度連続で突き返していました。

この若い男性に対してどのような印象を抱きますか?

おそらく、自己主張が強い、傲慢、自己中心的、思いやりの欠如、などだと思います。

 

次に、「パーソナル・プロジェクト」と呼ばれる、自分自身にとっての大切なプロジェクトを遂行している可能性です。

どういうことかというと、この場合若い男性に

・同席者によりよいものを食べていただき、感心させる

・同席者に自分は相応しいものしか受け入れないという姿勢を示す

などの目的があったとします。これらの理由があったことで、若い男性は「肉の焼き加減」に非常にこだわっていた可能性が考えられます。

 

最後に、「物語」をつくります。

若い男性が怒っている理由を過去に何かあったと仮定して、ストーリーを作るのです。

この場合、「若い男性がこれほどイライラしているのは、仕事でひどく落ち込む出来事があったからだ。だからミディアムレアがわかっていないウェイターを怒っているのだ」のような感じです。

 

このように、見知らぬ人でも解釈することは可能です。しかし、これはあくまで想像であり、事実に基づいてはいません。

しかし、上記のように他人を解釈してみると、自分自身がパーソナリティをどのようきとらえているかについて、多く学ぶ事ができます。

先ほどの若い男性の行動を見て、おそらく多くの人が「パーソナリティの特性」だけで解釈を止めてしまう人が多いと思います。

その理由として、人は

「他者」の振る舞いの原因を「パーソナリティ」で、「自ら」の振る舞いの原因を「状況」で捉える傾向があるからです。

人が怒るのは性格だけが原因ではありません。何かしらの「原因」となる状況があって起こります。

ここからは本書にない、僕の推測や考察になりますが、個人の「パーソナル・プロジェクト」や「物語」を仮定することで、怒っている原因を予測します。

そうすることで、「きっとあの人はこういう理由で怒っているのかもしれない」と考える事ができます。

このような考え方は、冷静でないとできないと思いますが、非常に必要な考え方だと思います。

あくまでこちらの推測の範囲内での考え方で、実際とは違うかもしれませんが、ただ「怒っている人がいる」という思考で止まってしまうと、ネガティブな感情が残り、居心地も悪く感じてしまいます。

しかし、「きっとこういう理由があるんだな」と推測しておくだけでも、落ち着いていられると思うのです。

それにこれは、見ず知らずの他人だけに使えるものではないと思うのです。

恋人や両親、子供、親友など身近な人にも使えます。

相手が怒っていたり、寂しがっていたり、喜んでいたりするのは何か理由があるはずです。

特に、相手が怒っていてこちらも感情任せになってしまい口喧嘩になる、なんてことが少なくなるのではないかと思います。

パーソナリティだけでなく、その感情に至った状況がある、ということを頭の隅に置いておいてもらえれば、ある程度相手の立場になって考えることができるのではないかと思います。

 

それができれば、対人トラブルや人と接する時にストレスも減り、相手の立場になって考えることができるため、気づきも増えてきて、コミュニケーションも取りやすくなるのではないかと思います。

 

本日はここまでで!

ではでは🙋‍♂️