予防のススメ

健康や疾病予防に関する情報や、趣味の読書で得た知識などをまとめています。

怒りは不要

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noteに投稿していた内容ですが、こちらでも投稿してみようと思います。

どんどん予防と関係なくなってきているような気がしますが、内容的にメンタルヘルスと被っていると思うのでいいかな~と...(笑)

 

それでは、いきましょう!

 

 

★★★★★

 

普段生活していると、仲良くなりたての人や仕事で関わった方々に

「優しそうですね」

「怒らなそうですね」 と言っていただけることがよくあります。

童顔でもあり、コミュ障なのもあり多少気を遣っているのはあると思います。

しかし、そのように思っていただけていることはとても嬉しいです。

 

自分が自分自身を「優しい」と思うことはなく、なんならよく怒っているような気がしますw

いつだって自分を大事にしてきたし、家族の前ではかなり感情的になってしまいます。喧嘩もしょっちゅうです。

ただ、ここ最近は怒らないように気をつけています。

そもそも怒るとは何なのでしょう?

 

アドラー心理学によると、人、特に相手を「支配」するために「怒り」という感情を創り出して利用しているとあります。

「嫌われる勇気」などのアドラー心理学に関する書物を読んだことのある方ならわかると思います。

アドラーは「目的論」を提唱しています。これは、「すべての行動には(本人も無自覚な)目的がある」という考えにあります。

簡単にいうと、「感情が人を突き動かす」のではなく、人は目的のために「感情を利用する」というのです。

これはあまり理解されない、されにくい考え方だと思います。

 

しかし、ちょっと考えてみてください。

自分が怒る相手を想像してみましょう。

どんな人が出てきますか?

少なからず、自分より能力が劣っていると多少なりとも判断してしまうような人が浮かんできませんか?

直接怒る相手に目上の上司や、会社のトップの人、お得意先の人は出てきませんよね?

むしろ、そのような方々に直接怒りをぶつける場合って、上記した方々に不手際、大きなミスがあった時ですよね。

この例で言うと、「支配」しようとするには難しい状況ですが、普段怒る相手って自分にとっていいように動いてもらえなかった場合が多いと思います。

以前の僕も怒りやすかったです。当時を振り返ると、自分中心に物事を考えており、自分の思った通りにならないと怒りをぶつけていました。

まさに、支配しようと考えていたのです。

 

そんな僕が怒らなくなったのは、「人は皆違う」という考えを持ったからです。

十人十色、みんな違ってみんないい

なんて言葉がありますが、違うのだから自分の思い通りにならなくて当たり前だよなと、ある時ふと思ったのです。

自分は自分の考え方で、相手は相手の考え方で動いているのだから、無理に介在しようとするのはやめようと思うようになりました。

 

しかし、相手に反省してほしいことや、改善してほしいことって立場や状況に応じてありますよね。

そんな時はついつい怒りたくなると思います。

そんな時は

・何が悪かったかしっかり考えてもらう

・同じ過ちを繰り返さないよう解決策を考えてもらう

です。

もし、相手がしっかり考えられなかった場合、わかりやすい言葉で解決策を提示した方が良いでしょう。

 

説明して再度ミスをしてしまった場合、もちろん相手のミスが一番の原因ですが、わかりやすく説明できなかった僕らにも原因がある場合もあります。(もちろん、わからなかったら聞き返してほしいのですが笑)

 

色々怒りに関して語ってきましたが、僕が怒らない一番の原因は周囲から見てただただ「不愉快」だからです。

怒ってる姿をみて「カッコいい」と思うことってないですよね。

怒らずとも意見を言うことや、相手に注意をすることはできます。

 

スマートに、カッコよく話せる人間になりたいので、僕は「怒り」で相手を支配することを辞めました。

また、一度怒るとしばらくイライラが止まりませんからね。

メンタル的にもあまりよくありません。

 

皆さんも気をつけてみてくださいね!

 

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