怒りは不要
noteに投稿していた内容ですが、こちらでも投稿してみようと思います。
どんどん予防と関係なくなってきているような気がしますが、内容的にメンタルヘルスと被っていると思うのでいいかな~と...(笑)
それでは、いきましょう!
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普段生活していると、仲良くなりたての人や仕事で関わった方々に
「優しそうですね」
「怒らなそうですね」 と言っていただけることがよくあります。
童顔でもあり、コミュ障なのもあり多少気を遣っているのはあると思います。
しかし、そのように思っていただけていることはとても嬉しいです。
自分が自分自身を「優しい」と思うことはなく、なんならよく怒っているような気がしますw
いつだって自分を大事にしてきたし、家族の前ではかなり感情的になってしまいます。喧嘩もしょっちゅうです。
ただ、ここ最近は怒らないように気をつけています。
そもそも怒るとは何なのでしょう?
アドラー心理学によると、人、特に相手を「支配」するために「怒り」という感情を創り出して利用しているとあります。
「嫌われる勇気」などのアドラー心理学に関する書物を読んだことのある方ならわかると思います。
アドラーは「目的論」を提唱しています。これは、「すべての行動には(本人も無自覚な)目的がある」という考えにあります。
簡単にいうと、「感情が人を突き動かす」のではなく、人は目的のために「感情を利用する」というのです。
これはあまり理解されない、されにくい考え方だと思います。
しかし、ちょっと考えてみてください。
自分が怒る相手を想像してみましょう。
どんな人が出てきますか?
少なからず、自分より能力が劣っていると多少なりとも判断してしまうような人が浮かんできませんか?
直接怒る相手に目上の上司や、会社のトップの人、お得意先の人は出てきませんよね?
むしろ、そのような方々に直接怒りをぶつける場合って、上記した方々に不手際、大きなミスがあった時ですよね。
この例で言うと、「支配」しようとするには難しい状況ですが、普段怒る相手って自分にとっていいように動いてもらえなかった場合が多いと思います。
以前の僕も怒りやすかったです。当時を振り返ると、自分中心に物事を考えており、自分の思った通りにならないと怒りをぶつけていました。
まさに、支配しようと考えていたのです。
そんな僕が怒らなくなったのは、「人は皆違う」という考えを持ったからです。
十人十色、みんな違ってみんないい
なんて言葉がありますが、違うのだから自分の思い通りにならなくて当たり前だよなと、ある時ふと思ったのです。
自分は自分の考え方で、相手は相手の考え方で動いているのだから、無理に介在しようとするのはやめようと思うようになりました。
しかし、相手に反省してほしいことや、改善してほしいことって立場や状況に応じてありますよね。
そんな時はついつい怒りたくなると思います。
そんな時は
・何が悪かったかしっかり考えてもらう
・同じ過ちを繰り返さないよう解決策を考えてもらう
です。
もし、相手がしっかり考えられなかった場合、わかりやすい言葉で解決策を提示した方が良いでしょう。
説明して再度ミスをしてしまった場合、もちろん相手のミスが一番の原因ですが、わかりやすく説明できなかった僕らにも原因がある場合もあります。(もちろん、わからなかったら聞き返してほしいのですが笑)
色々怒りに関して語ってきましたが、僕が怒らない一番の原因は周囲から見てただただ「不愉快」だからです。
怒ってる姿をみて「カッコいい」と思うことってないですよね。
怒らずとも意見を言うことや、相手に注意をすることはできます。
スマートに、カッコよく話せる人間になりたいので、僕は「怒り」で相手を支配することを辞めました。
また、一度怒るとしばらくイライラが止まりませんからね。
メンタル的にもあまりよくありません。
皆さんも気をつけてみてくださいね!
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安静臥床と加齢による身体的変化の違い
最近、循環器の勉強をしています。
というのも、臨床では神経系・小児以外の疾患を診ています。
そのため、様々な疾患・分野を勉強しているのですが、個人的に内部障害に興味があるのでここのところ循環器を中心に勉強しています。
最近心疾患患者さんを受け持つことが多くなったというのもありますね。
そこで、職場に置いてあった日本心臓リハビリテーション学会の、指導士資格認定試験準拠 心臓リハビリテーション必携で勉強しております。
解剖・運動・生理学から疾患の概要、評価やリハビリテーションまで幅広く書かれております。
その中で、「あ、これ国家試験勉強でやったけど今あやふやになっていたな」という内容のものがありました。それが今回のタイトルにあるものになります。
今回は臥床時に起こる身体的変化と、加齢による生理学的変化の違いについてご紹介しようと思います!
理学療法士の国家試験でも出てくる内容でもあるので、学生であれば学びの場として、セラピストであれば復習として活用していただければと思います!
というのも、これから超高齢化社会に突入していく日本では、加齢による生理学的変化はしっかりと把握しておくべき内容ですし、高齢者が多くなり障害を抱えてくる人が増えれば寝たきりや臥床傾向になる人も増えてくることが簡単に予想できます。
これからの日本の社会を考えると、ここをしっかりとおさえておくことの重要性は高いと思います。
筋肉に関して、TypeⅠ線維だったり速筋線維といった言葉が出てきます。
ちょっとわからないな、忘れちゃったなという方はまずこちらをご参照ください。
それではいきましょう!
身体デコンディショニング
まずは身体デコンディショニング、安静臥床によって起こる変化からです!
骨格筋変化
- 骨格筋量の低下
- TypeⅠ線維の萎縮
- TypeⅡa減少とTypeⅡbの割合の増加
- 筋を取り囲む毛細血管数や毛細血管密度の減少
- ミトコンドリア容量の減少
- 解糖系酵素活性の(相対的)上昇
- 最大随意筋力の低下
動かないので当然筋力も低下します。1週間の安静臥床で約20%の筋力低下が起こると言われています。
筋力としては、TypeⅡ線維のほうが大きいので、TypeⅡ線維が割合的に増えるのなら復帰も早いのでは?
なんて考えは甘いです。
日常生活で働くのは主にTypeⅠ線維です。筋力としてはTypeⅡ線維に及びませんが、持久力が主です。
起きている時間、立っている間、筋肉は働き続けています。その時に働いているのはTypeⅡ線維なのです。
なので、重力に抗するための主に背側の筋肉にはTypeⅠ線維が多いのです。
これでわかると思いますが、TypeⅠ線維が萎縮すると日常生活動作でも疲れやすくなってしまうのです。
また、毛細血管数や血管密度も減少することで、十分に栄養や酸素がいきわたらなくなります。酸素がなくなるとATPを産生することができなくなりますし、すぐに疲労してしまいます。
循環動態変化
- 体液移動による循環血漿量減少
- 圧受容体反射の低下
- 交感神経活動に対する血管反応性の低下
筋肉だけでなく、循環機能にも影響を及ぼします。臥床継続により血液量・血漿量が減少します。これは、血液静水圧の減少と抗利尿ホルモンの分泌低下によって起こります。
血液量の減少は,赤血球より血漿の減少が顕著で、その結果血液粘稠度は亢進するため、血栓形成が促進され重大な血栓塞栓症を引き起こすことに繋がります。
圧受容体反射の低下により、起立性低血圧、頻脈を引き起こします。この2つ、特に起立性低血圧はリハビリの阻害因子にもなります。
起立性低血圧により、離床に難渋することはよくあります。症状が出ていなくても、血圧が急激にさがっているとリスクがあります。
呼吸筋
- 呼吸筋力の低下
- 運動呼吸循環応答の低下
呼吸に関わる筋肉も存在するのはご存知かと思います。
当然、筋肉ですので呼吸筋も筋力低下は起こります。
安静臥床に伴う呼吸機能への影響に関する記事もありますので、詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
加齢による生理学的変化
続いて、加齢による変化をご紹介します。
筋組成の変化
- 遅筋線維の割合の増加
- 速筋線維から遅筋線維への変化と速筋線維の断面積低下
安静臥床時と異なり、遅筋線維が増加します。
高齢者では歩くことはできても、力強さがなくなっていくのはこれが原因ですね。
また、後述しますが、遅筋線維の割合の増加は、収縮速度低下お一因でもあります。
筋線維の収縮速度の低下
- 遅筋・速筋どちらにも生じる
- 筋力低下
- 筋萎縮による筋量の減少
筋収縮速度の低下に関しては、トレーニングにより変えることはできません。
しかし、筋萎縮による筋量の減少はトレーニングにより軽減可能です。
よく、高齢者でも元気な方を見る機会があると思いますが、若年者よりも効果が現れるのが遅いだけで、トレーニング効果自体は十分にあり、エビデンスもあります。
だから、理学療法でも筋力強化練習を実施するんですけどね(笑)
最大酸素摂取量の低下
- 加齢とともにほぼ直線的に低下
酸素摂取量に関しても、トレーニングである程度改善することが可能です。
呼吸循環器系の変化
- 最大換気量の低下
- 最大心拍数、1回心拍出量の最大値の低下
その他
- 組織の弾性が低下し、脆弱になる
- 刺激への反応時間が低下
後半ちょっとコメント少なめですいません...(-_-;)
ただ、加齢変化での追記している「トレーニング」に関して注目してほしいです。
トレーニングで筋力upすることは可能です。
しかし、筋力の低下は30代から起こり始めると言われております。高齢者でもリハビリで筋トレをすること、自主的に運動をしてもらうことはもちろん大切ですが、我々若年者のうちから定期的に運動の習慣をつけておくこと、筋トレをすることも予防という観点から大切です。
ということで、臥床と加齢による身体的変化の違いについてご紹介させていただきました!
ホワイトデー
noteにホワイトデーに関する記事を投稿していたので、同じものをこちらにも投稿しようと思います!
今年はバレンタインデーにチョコレートをいただきました✨
当時は付き合っていなかったのですが、今お付き合いしている方からいただきました。めちゃくちゃ嬉しかったです!
そして、今日は3月14日、ホワイトデー。
男性から女性へチョコレートを贈る日ですね✨去年非リア充だった自分自身が、一年後こんなウキウキしているとは思っていませんでした(笑)
ちなみに、母親からバレンタインにリサージメンのスキンメインテナイザーをいただき愛用しております。
こちらですね!あとでレビューでも書いてみようかな〜なんて頭の片隅で考えてますが、美容系は疎いので保留中…w 語彙力もないので良さが伝わるかどうか悩みどころ…
けど、自分が使っているもの、経験したことで良かったことが、誰かに知っていただきその人へしっかり還元されると嬉しいですよね!自分の励みになりますし、何よりその人のためになりますしね!
と、だいぶ話が逸れてしまいましたので戻りましょう。
そもそも、ホワイトデーという習慣は日本発祥のものであり、東アジアでしか行われていないそうです。
しかし起源ははっきりしていないそうで.「不二家・エイワ説」だったり、「石村萬盛堂説」といった、様々な説があります。
どれが真実なのかはわかりませんね。
ちなみに、情報元はWikipediaになります。
さらに、ホワイトデーの由来というのもしっかりあり、
一般的にバレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性が、そのお返しとしてキャンディ・マシュマロ・ホワイトチョコレートなどのプレゼントを女性へ贈る日とされる。
となっております。
キャンディやマシュマロでもいいのは正直知らなかったので驚きです!みなさん知ってました?
非リア充歴が長い僕はほとんどのイベントに無関心でした。バレンタインデーやホワイトデー、クリスマスなどなど。
特に、リア充がご満悦するようなイベントは辟易していたところもありました。
彼女ができるとこうも変わるのかと思いましたが、それ以上に自分が驚いているのが、ホワイトデーが日本発祥の習慣であるということ。
起源は様々であることは上記しましたが、日本人の誰かが、何人かが思いついたアイディアが、日本の習慣にまで浸透させたということ。
それだけの発想・行動力がすごいし、ここまで浸透させた影響力も凄まじいですよね。
「企業の力がすごい!」といえば簡単かもしれませんが、その発想は誰か一人の考えによって生まれたものかもしれません。
それに気づいた誰かが、行動に出たり声を上げた。その結果が今なのではないかと。
そう考えると、仕事でも何か気がついたこと、気になることがあれば自ら調べたり、周りに相談すべきなのではないでしょうか?
その考えが、アイディアが、悩みが、その業界を、日本を大きく変える一歩になるかもしれません!
大袈裟かもしれませんが、どんな大きな物事もこういう小さな一歩から生まれたのかもしれません。
それに、日本のバレンタイン自体も日本独自のものなのです。
女性が男性に対して、親愛の情を込めてチョコレートを贈与する
というのが、日本型バレンタインデーです。
この日本型のバレンタインデーを考えた人、作り上げた人たちももちろんすごいです。
「貰ったら返す」という日本のおもてなしの精神があったからこそ、日本で「ホワイトデー」が生まれたのではないかと考えています。
そう考えると、ホワイトデーに彼女にただチョコレートなどのプレゼントを渡すだけでは「おもてなし」に欠けますよね。
そこに何か「意味」を込めるのが大切だと思っています。
「気持ちが大事!」と言いますが、プレゼントに自分なりの感情や意味がこもったものを選ぶべきですよね。
チョコレートも様々なものがありますし、作っている人達も色々考えています。
作り手の意図と自分の考えがマッチしているか?デザインに自分なりの意味を持たせるか?
はたまた、意味合いを持たせるのが難しいから手紙も一緒に添えるか?
意味を持たせるのは様々な方法があります。
ぜひ、ただ物を贈るだけでなく、気持ちをしっかり込めて渡しましょう!
僕のnoteはこちらになります!
今週のお題「ホワイトデー」