膵臓について②
前回、膵臓の外分泌について説明しました。
糖尿病の話をしていたのに話が逸れてしまいすいません。
住野よるさんの話とか全く関係ない話までしてしまいましたしね(笑)
今回は内分泌、いよいよインスリンが出てきますよ!
先にインスリンは人体唯一の血糖値を下げるホルモンです!
なぜなのかも含めて、これから紹介します!
目次
内分泌
解剖
まずは解剖から!
簡単にこう言われている部位がありますよ~というのを紹介します。
膵臓内には内分泌部が散在しています!
内分泌部というのは、内分泌が分泌される場所です!
あ、前回の記事に書いてあるのでよかったらこちらも見てください!
特に多いのが膵尾部です!
膵頭部が腸に近いので、尾部は腸から一番離れているところです!
脾臓という部位と接しています。
内分泌部の細胞群をランゲルハンス島(膵島)といいます。
ランゲルハンス島
これを構成する細胞は3種類あります!
- A(α)細胞:グルカゴンを分泌
- B(β)細胞:インスリンを分泌
- D(δ)細胞:ソマトスタチンを分泌
します
この中で、B細胞が最も多く全体の70%を占めています。
そして、A細胞が20%、D細胞は10%を占めています。
それぞれの作用として
- グルカゴン:血糖値を上昇
- インスリン:血糖値を低下
- ソマトスタチン:A細胞とB細胞の分泌調節
を行います。
最初にも述べましたが、インスリンは人体唯一の血糖値を下げるホルモンです。
この機能が低下すると、高血糖症状を起こしてしまいます。
あれ、でもB細胞が一番多いなら、そんな簡単にインスリンの量が減ったりしないんじゃないの?って思いますか?
事はそんな簡単な話じゃないんです。
では、どのような流れで糖尿病になるのか。
と、行きたいところなのですが、先にインスリンについてまとめようと思います(笑)
これはまた次回紹介します。
今日は短くなってしまいましたね...(最近ちょっと忙しくてブログの内容を小分けにしようと考えています)
参考文献
1)渡辺正仁,柴田雅朗,他:PT・OT・STのための解剖学.廣川書店,2013,東京都.