行動を起こせ!可能性を追求しろ!~Medical Artで感じたこと~
先日、茨城県の土浦にて株式会社Total Body Makeさん主催の「Medical Art~生きていくをアートする~」というイベントに参加しました!
一応医療系のイベントです(多分...)
名前、かっこいいですよね~✨
それに副題!
これにもグッと惹かれました!
医療系のセミナーって知識・技術の学びの場であったりとか、コミュニケーションをとるっていうものが多いんです。
けれど、今回のはちょっと変わった内容でした。
発表者はセラピストがほとんどだったのですが、どれも共通しているのは「対象者の幸福」を最大の目的としていたことです!
この業界にいると
「可動域が~」、「筋力が~」、「ADL上げていかないと~」
っていう内容になりがちで。
エビデンスが重要視されているため、当然話す内容もロジカルに偏りがちなんですよね。
けれど、対象者である患者さんや利用者さんってロジカルな内容ばかりを求めているわけではないんですよね。
理屈ではないけれど、こうだといいな。こうあってほしいな。
というもの。
音楽や絵画、陶芸などの芸術作品、まさにアートを見たときの感想ってこうですよね。
「なんかいいな」
リハビリテーションでも全くこれがないとは言い切れないんですよね。
当然、証拠に基づいた介入をして機能面を向上させて身体的不自由を改善するという、一つの使命を背負っているわけですから、ロジカルは絶対的に必要です。
しかし、注意しなければいけないのは、我々の対象は「機能面」ではなく「人」であるということです。
ヒトである以上、何かしらに感動し、何かしら希望を持っています。
そんな中で、ロジカルな部分ばかりを話していては(そんな人はいないと思いますけど)、楽しくないですよね?
お互いが楽しくなるためには、技術は当然必要ですが、セラピスト側の人格というか、人間性の部分も非常に重要になってくると思うわけです。
ロジカルと対をなす、エモーショナルな部分をもっとこちら側も挙げて、対象者の感情を引き出すことで、幸福になる場合もあるんです。
今回のイベントはまさにそのエモーショナルな部分をより一層重要視させられたものでした。
そうはいっても、リハビリをしていく中でエモーショナルな部分ってどこにあるの?って思いますよね。
では、具体的にどこにエモーショナルが含まれているのか?
それは、対象者の「希望:Hope」にあります。
病院で勤務していると「まずは介助量を減らそう」、「日常生活を問題なく過ごせるようにしよう」と早期退院重視に考えがちです。
けれども、対象者にとってはそれがすべてではありません。
皆さんも、仕事が終わったら好きなことをすると思います。
趣味があればそれをするだろうし、何気なくやっていることが実は好きなことだったりするわけです。
それが、「生きがい」だったりするわけです。
けど、もしその生きがいが、損なわれてしまったら?
幸福を感じる機会は少なくなってしまいます。
それに、超高齢化社会である昨今、対象者は高齢者が多いです。
機能面が落ちていくなか、幸福を感じる機会もじょじょに少なくなりやすいです。
そこに介入できるのが、我々セラピストの強みだと思います。
まずは対象者のHopeをしっかりと聴取することが、その人にとっての幸福につながるのと思います。
それから、もう一つ伝えたいのは「可能性を追求」すること。
勤務中「この人はこれ以上の機能回復は難しいからここまでかな」と限界を決めて介入していませんか?
もちろん、病院勤務であれば時間的制約があるので、できることをまずは増やしていくということが当然必要になります。
けれど、「これは無理だろう」とこちら側で諦めているところはありませんか?
僕自身、限界を自分で作ってしまっていたなと思いました。
今回の発表を聞いていて、「あ、限界ってないのかもな」って思いました。
特に竹内さんの脳卒中リハの話や、J-Workoutの谷野さんの話を聞いた時。
J-workout、良かったら調べてみてください♪
いや、見てほしいのでリンク貼っときます↓
ですので、可能な限りこちらで限界を決めず、対象者の理想を一緒に追求していきましょう!
大変かもしれませんが、喜びはより大きなものになると思います。
それから、臨床業務以外でも「可能性は追求」していったほうが良いと思います。
これは、山田さんのお話を聞いていて思いました。
生きていると色々なことに気づくと思います。
「こんなこといいな」、「できたらいいな」って(パクッてないです、オマージュです)
それをもっと具体的に、掘り下げていくことが今後セラピスト業界でも必要になるんじゃないかなと思います。
給料が低くなったりなんだりしている中で、企業する人や副業する人が増えています。
資格一つじゃ生活していけなくなる時代がくるかもしれません。
そこで、自分のやりたいこと、やってみたいことを追求して、仕事化するのでもよいのかなと思います。
また、全てを仕事とする必要もないと思います。
仕事は仕事、趣味は趣味として、個人が楽しめるのであれば、趣味の中で楽しめるものを探求・極め続けるのでもよいと思います。
人生の豊かさは人それぞれですので。
仕事が有意義だから趣味として続ける。
仕事としてこれを極めたい。
人それぞれです。
そんな僕ですが、趣味としてnoteで言葉での表現活動をやってます。
「やってみたいな~」っていう初心者感丸出しでやっているので非常につたないものですが、よかったら見てくださいorz
今のところ、一番見られている投稿です。
勢いで書いたので見出しとかはつけていませんが、時間があったらそれぞれの発表を聞いた感想を書ければいいな~と思います。
ではでは✋