アウトプットの重要性!勉強するならアウトプットでしょ!
皆さん勉強はどのようにやっていますか?
多くの人は本や参考書を読んだり、セミナーに参加したりしていると思います。
しかし、それだけではもったいない。
得た情報を自ら発信することも勉強のひとつであり、この「発信」することが勉強として重要なことなのです。
では、どうやって発信、アウトプットすればいいのでしょうか。
今回も、読書企画として樺沢紫苑さんの「学びを結果に変えるアウトプット大全」から、オススメのアウトプット方法をご紹介します。
目次
アウトプットとは
そもそも、アウトプットしなくてはいけない理由はなんなのか。
アウトプットといえども、情報を発信することが全てではありません。
得た情報を自分のために使うことも一つのアウトプットです。
例えば、ある健康運動の方法を知ったとしましょう。
それを自ら実践することもアウトプットなのです。
これを行わなかった場合、それは知っているだけで世界はなにも変わりません。
本書でも書かれているのですが、
- インプットは「脳内世界」が変わること
- アウトプットは「現実世界」が変わること
なのです。
現実を変えるには行動、アウトプットあるのみです!
基本原則
アウトプットのやり方は何でも構いません。
「話す」や「書く」ことでも大丈夫です。
ただ、「読んで理解する」では足りないのは、「話す」、「書く」といった行為には「運動」が伴います。
体で覚えるなんて言葉がありますが、運動することで覚える、運動性記憶というものもあります。運動することで、多くの神経が働き、覚えやすくなるのです。
以上を踏まえたうえで、基本原則を紹介します。
- 2週間で3回以上のアウトプットをする
- インプットにはアウトプットをセットする
- インプット:アウトプットは3:7
- アウトプット後のフィードバック
なぜ、2週で3回以上もアウトプットが必要なのか?
一度覚えたものは「海馬」で保存されます。
しかし、海馬には2~4週間ほどしか、保存されません。
長期記憶をするには「側頭葉」に記憶を保存する必要があります。
その目安が2週間で3回以上なのです。
人は復習をしないと、1日で74%忘れるといわれています。
インプットにアウトプットをセットすることで、記憶に定着しやすく、自己成長が実現します。
インプット:アウトプットが 3:7 で驚いた人もいるのではないでしょうか。
多くの人がインプット過剰、アウトプット不足になっていると思います。
しかし、こちらは研究によって明らかにされている比率ですので、ぜひアウトプットの量を増やしましょう。
そして、フィードバックも欠かせません。
見直し、反省、改善、方向修正、微調整、原因究明、全てフィードバックです。
なぜうまくいったのか、うまくいかなかったのか。その原因を考えて次に活かすことでより進歩することができるのです。
ただアウトプットすればいいというわけではありません。
やりっぱなしでは、成長にはつながりません。
ぜひ、見直しもしてより高みを目指しましょう。
いかがでしょうか。
本書には他にも、話す場合、書く場合のアウトプット方法や、結果を出すための行動力などが書かれています。
興味がある方はぜひ一読してみてください!